彼女「別れなくちゃいけないかもしれない」俺「なんで?」彼女「今まで内緒にしてたんだけど実は・・・」

彼女「別れなくちゃいけないかもしれない」俺「なんで?」彼女「今まで内緒にしてたんだけど実は・・・」

カノ「今まで内緒にしてたことがあって…」

俺「それは何となくわかってたけど」

「なんで別れるん?なんでなんで?」

カノ「……」

俺「ほら!CDあるよ、聴こうか!実は買ってたんだーハハハハ!」

「俺もきみに内緒にしてたことがあったんだよーん!あいこあいこ!!」

カノ「……」

俺「……」

そんで彼女がぽつぽつ話し出した。

おばあちゃんと二人暮らしなのはほんとうだけど

就職してからというのはウソ。実家が遠いというのもウソ。

彼女が祖母宅に住み始めたのは高校生の途中かららしい。

理由は彼女の兄が登校拒否児のなれの果てのひきこもりで

家庭内ボウ力+妹への身体的・

精神的ギャク待+自ショウのフルコンボだからだそうだった。

彼女の両親は彼女がかわいくないわけじゃないようなんだ

それ以上に兄を「かわいそうな子」と溺愛していて

兄を強く叱ることができないらしい。

もともと兄は子供の時から優秀で

「神童」と言われたほど利発だったが

中学でいじめに合い登校拒否になり

「理不尽ないじめにさえあわなければ」

「おにいちゃんは被害者」という感じで

ずっと両親は腫れものに触るような扱いだったらしい。

妹(彼女)への暴力があまりにひどい時に叱ったこともあるそうだが

叱られると自分の髪を大量に引き抜く

頭を血が出るまで壁に叩きつける

奇声、食事をとらない等々の自ショウ行為があったそうで

それ以来親は何も言えなくなってしまったということだった。

以下彼女が兄にやられたこと。

・殴る、つねる。腕をねじり上げる。

・階段から落とす。

・腹や脛を狙って蹴る。

・すれ違いざまに殴るふりをする

 (ほんとうに殴る時もあるし殴らない時もある)

・ポットのお湯をカップに注いだ直後、彼女や母親に向かってかける

・髪を切る

・夏休みの宿題や、教科書やドリルを盗んで捨ててしまう

・家族の食事時に降りてきて(普段は部屋にこもりっきり)

 食事めがけてキンチョールを大量散布する

・唾をかける

などなど。

両親はやられた側の彼女のフォローより兄へのフォローが最優先で

彼女にはあとで「我慢してね」と言うくらいだったらしい。

骨折して病院に行った時も

「転んだって言いなさい」と固く言い渡されたそうだ。

しかし彼女が高校生になったあたりから旗色が変わってきた。

兄が色気づいたのだ。

今まではすれ違いざまに殴るふりだったのが

乳を掴んできたり無理やりキスするように顔を近づけてきたり

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