俺には両親がいなくて10コ上の従姉と暮らしていた。俺「どうして俺は姉ちゃんと暮らしてるの?」従姉「一次(俺)が4歳の夏・・・」

俺には両親がいなくて10コ上の従姉と暮らしていた。俺「どうして俺は姉ちゃんと暮らしてるの?」従姉「一次(俺)が4歳の夏・・・」

引用元:http://toki.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1319204400/
 

幼心がついた時から、俺は従姉と二人で暮らしてた

とりあえず、俺の記憶を辿って書いていく

みよ姉(従姉妹21歳)は教育熱心で、俺(10歳)が小さい頃からとにかく読書を勧めていた。

小学校入学前にして、ひらがなだけでなく、小1レベルの漢字も読めていた。

暗算有段者であるみよ姉は、俺にそろばんを教えてくれた。

「出来がいい」と心底褒めてくれて俺を撫でたり抱きしめたりして

愛情をすごく注いでくれていた。そんなみよ姉が大好きだった。

小学校に入学した。両親はタヒんだと聞かされていたけど、よく理解していなかった。

みよ姉がいるからたいして重要な事ではなかった。不自由なく暮らせていたし。

みよ姉から日頃、礼儀作法には厳しくしつけられていたし勉強も出来たので

俺は天才だともてはやされた。先生からえこひいきされるのは非常に気分が良かった。

そんな時、初めての授業参観があった。

ちなみに、みよ姉は「授業参観に行けない」と言ってたので

教室にみよ姉がくる事は期待していなかった。

けど、他の子達が、自分の親に手を振ってるのを見て、なんかもやっとした。

たくさんの大人に囲まれての授業はすごく緊張した。

けど、どの大人も俺のことなんか見ちゃいないんだって気づくとどうでもよくなった。

「やっぱりみよ姉に来てもらえば良かった、なんで来なかったんだろう」

とかいろいろもやもやした。そのトドメに、友達が

「一次くんのママどこ?」って聞いてきたので

「ママとかいない」ってぶっきらぼうに答えたら

「えー来てないの?」とかさらに聞いて来たからシカトした。

授業参観が終わって、クラスメイトが自分の親の元に笑顔で駆けつけていくのを横目に見ながら下校した。

この時はじめて劣等感を抱いた。

その夜、みよ姉に授業参観の話をした。

「たくさんの大人がいて緊張した」

「けれどいっぱい発表して先生に褒められた」とか

みよ姉が喜ぶ顔を見たくて、話を盛りつつ会話した。

最後に、みよ姉に「来て欲しかった、次の授業参観は来て」と頼んでみた。

みよ姉は、あーとか生返事をして

「学校(みよ姉は専門学校に通ってた)やバイトの時間とかぶらなかったらね」って答えた。

これは次も来ないなと直感した。だからしつこく言うのをやめた。

次の日の朝の会で、みんなのうたの「輪になって踊ろう」という歌を歌った。

なんだか泣けて来た。孤独だなあって感じた。あれはまじで良い歌。今でも思う。

みんなと遊んでいて、俺の家族はちょっと違うんだと薄々気づき始めた。

だからみんなの前で家族の話をする事はなるべく避けた。

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