引用元:http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1325596137/
お互いの実家に2泊づつ泊りにいって、やっと今日の昼間に帰宅した。
嫁はよっぽど疲れたらしく、家に帰るや風呂を沸かして入っていった。
いつもは風呂でも寝るときも離さない携帯を置いて。
たまたま電話が鳴って、嫁に持っていってやろうかと思って携帯を開いた。
電話は嫁の親友から。もって行くまでに切れそうだったから、
そのまま電話を取った。
「もしもし、Aちゃん?嫁、今風呂入ってるからちょっと待って。」
何の気なしに出た。彼女にも何度かあったことあったしな。
Aちゃんは学生時代からの友人で、嫁の大親友だ。
結婚するときも2次会の幹事をやってもらったし、
お互いにほかの人には言えない話でも何でも相談する、って言ってた。
「あれ、、、え、旦那さん??」
いつもあっているときにはほがらかなAちゃんの声が微妙にこわばってた。
普段嫁の電話に出ることがないから、びっくりしたのかと、
特に疑問には思わなかった。
「嫁、まだたぶん風呂長いけど変わろうか??」
そう聞くと、慌てたように
「お風呂出たらかけなおしてください。てか、あけましてうんぬん・・」
と電話を切られた。
いつもよりちょっと他人行儀な内容に首をかしげていると、
嫁の仕事用かばんから、バイ/ブの音がした。
仕事用の携帯だ!!
なんとなく、このタイミングは、、と思った。会社の営業携帯だし。。。
きっとAちゃんなんじゃないかと思ったんだ。
件名はなし、
文面は。。。
ごめん。気になって電話したら、だんなちゃんが出たよ。
携帯、気をつけたほうがよいよ。後で電話して。
だった。
そのまま俺は嫁の携帯を手に取った。
嫁の受信メールには
ここ数日、Aちゃんからのメールが何通も来ていた。
直近のメールには
しょうがないよ、嫁ちゃん。
結婚してたって恋は落ちちゃったらしかたない!!
だった。。。
血の気が引くってこういうことをいうのね。
本気で立ちくらみがした。
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